VM26*

VCIX取得を目指して勉強中→VCIX6-DCV取得しました!

VMware

グラフィックデバイスの共有設定

以前の記事に、vSphere 6.0からはNVIDIA GRID vGPUがサポートされ、ハードウェアアクセラレーショングラフィックスが使用できるようになり、GPUを複数の仮想マシンで共有できるようになったと記載しました。 udon0418.hateblo.jp 共有できるようにするには手…

VDIのテンプレートに必ず入れて欲しい設定(Windows)ー続

随分前に投稿したものの続きを書き忘れていました・・・しかも一番肝心なところ。 udon0418.hateblo.jp 【設定前】 USBを安全に取り外すところのUIから、HDD等、ユーザーに取り出されないようにするには二つの方法があります。 (1)vmxファイルに以下の内容を…

テンプレート化した仮想マシンをvCenter無しでデータストアから復旧させる方法

仮想マシンは例えばESXiが壊れても、データストア(仮想マシンを保存する領域)が無事であれば、再度パワーオンできる状態に戻すことができます。 具体的にはESXiを再構築後に、データストアブラウザから復旧させたい仮想マシンのvmxファイルを選択した状態で…

ブラウザが証明書を信頼できないエラーが出てファイルのアップロードができないが証明書は登録したくない

テスト用のデータストアにファイルをアップロードしようとしたところ、以下のエラーが発生しました。 不明な理由で操作が失敗しました。通常この問題は、ブラウザが証明書を信頼できない場合に発生します。自己署名証明書またはカスタム証明書を使用している…

ESXiのNTP設定方法

VMware Toolsをインストールした仮想マシンは、ホストの時刻と同期することが可能です。便利な機能ですがホストの時刻がずれていたら、ホスト上の仮想マシンの時刻が全てずれる危険性があります。 そのため、ESXiにはNTPの設定を入れることをおすすめします…

スタートアップ構成の適用でエラーが発生しました: com.vmware.vr-[uuid]の解決方法

エラーメッセージ: Error applying startup configuration: com.vmware.vr-dd905e1c-4690-4e03-b106-d8b242d355a5 ([vr-]以降の文字は環境によって異なります) 上記エラーメッセージは、何らかの理由でReplication Serverを再展開する際、古いReplication S…

"OVFパッケージは無効な証明書で署名されています"と表示されてData Protectionが展開できない件

Data Protectionを展開しようとしたら証明書のエラーがでて展開できませんでした。 エラー内容としては記事タイトルにもある通り、"OVFパッケージは無効な証明書で署名されています"です。 上記エラーがでると「次へ」を押しても先に進めなくなります。 証明…

「仮想マシンの統合が必要なステータス」の発生要因と対処方法

「仮想マシンの統合が必要なステータス」という警告を久々に見たのでまとめました。 【発生要因】 この警告が出るタイミングとしては色々ありますが主な要因としてKBに以下の内容が記載されています。 “・ファイルがロックされているため、スナップショット…

標準スイッチから分散スイッチへの移行(2/2)~分散スイッチへの移行~

標準スイッチから分散スイッチへの移行を初めて行った時のログです。初めて行った時のログのため、ちょっと迷走した部分も含んでいます。 現在標準スイッチには以下のポートグループがあります。 管理用ポートグループ:Management Network 仮想マシン用ポー…

標準スイッチから分散スイッチへの移行(1/2)~分散スイッチの作成~

標準スイッチを分散スイッチへ移行する手順を確認するため、分散スイッチを作成します。 標準スイッチに管理用のVMkernelポートと、仮想マシン用のポートがあってNICが一枚ついている状態です。 分散スイッチを追加します。 NICが4つついているサーバなので…

vSphere Management Assistant(vMA)6.5の展開と初期設定

【vMAの展開と初期設定】 (1)My VMwareからvMAのパッケージ(zip)をダウンロードします。 (2)zipファイルを解凍します。 (3)vCenterからESXi上に展開する場合は、通常のovfテンプレートの展開方法と同じです。 [Browse...]ボタンでファイル選択する際に、解凍…

vSANを再構成する際の注意点(前使ってたディスクが使えない場合)

vSAN環境ができたため、オンオフをいじろうとしたらキャッシュ領域と容量領域として選択していたディスクが消えていました。ホストの情報を見ると消えてはいないようですが、なぜかvSANに使用できません。 調べてみたところ、vSANに使用するディスクはカラで…

Workstation ProでvSAN環境を構築する

Workstation Pro上にvSAN環境を構築しました。 実際の構築には、ネットワークの構成を考えたり、VMkernelの設定をしたり、ディスク容量の計算をしたり、ストレージポリシーの設定をしたりと、色々ありますが、手っ取り早くvSAN環境を手元に構築して、設定画…

vSphere Web Client上部に「ご使用中のパスワードはあと〇日で期限が切れます。」という警告でた場合の対応方法

期限が切れる前にパスワードを変更してもいいですが、連携している製品がたくさんあって頻繁には変更できない場合もあると思います。 意図せぬパスワード切れによるサービス停止を防ぐために、適切な有効期限を設定する必要があります。(デフォルトだと90日…

vSphere PowerCLIのインストールと初期設定

VCIXの試験対策のためにPowerCLIをインストールしました。 名前が似たものにvSphere CLIがありますが、これは古いバージョンのESXiに対してのコマンドを実行する際に使用するようです。 My VMwareからダウンロードしたexeファイルを実行します。 このとき、R…

「この仮想マシンは使用中の可能性があります。」という警告が表示されてWorkstation上の仮想マシンがパワーオンできない

【環境】 VMware(R) Workstation 12 Pro 【エラー内容】 Workstation上の仮想マシンが起動中に、うっかりサインアウトやシャットダウンしてしまった場合、次回パワーオンする際に以下の警告が表示されます。 この仮想マシンは使用中の可能性があります。 こ…

vSphere 6.0環境の構築~vCenter Server Appliance~

本記事では6.0を展開しています。6.5とは展開方法が違うためご注意ください。 なお、vCSAを英語版で構築するため、PC設定を時刻以外すべて英語にしてます。(VCAP対策用) ちなみにPCを英語化するにあたり以下のサイトを参考にさせていただきました。 Windows1…

vSphere 6.0環境の構築~ESXi~

VCAP6-DCV Deployの試験対策用に、英語版でvSphere6.0を構築しました。 ESXiについては6.5ともほぼ変わりないと思いますが、vCSAについては構築方法がかなり違います。もっというと5.5以前とは全然違いました。vCSA6.0の構築方法については次の記事で書こう…

VCAP6-DCV Deployの合宿にいってきました!

VCAP6-DCV Deployの合宿にいってきました! 場所は星野リゾートのリゾナーレ八ヶ岳です。 VCAP6-DCV Deployの合宿 って何をするかというと、VCAP6-DCV Deployに合格するために、五日間、リゾートでカンヅメになります。 座学だけでなく、ラボ環境にRDP接続し…

仮想環境でメモリが足りなくなったときの状態について自分的メモ

一台の物理サーバで複数のサーバを稼働させることができるようになった仮想マシンは、CPUやメモリなどのリソースを共有しています。 共有されたリソースはシェア値、予約、制限等、複数の設定で各仮想マシンに適切に割り振ることができ、その結果、メモリが…

"親リソース プールで使用可能なグラフィック リソース量が、この操作に対して不足しています。"が出たときの解決法

NVIDIA GRID vGPUを使用するにあたって、以下のエラーが出たときの解決方法を書きます。 "親リソース プールで使用可能なグラフィック リソース量が、この操作に対して不足しています。" "the amount of Graphics resources available in the parent resourc…

NVIDIA GRID vGPUを使用する前に気を付けないといけないこと

vSphere 6.0より前は、ホスト(ESXi)にグラフィックボードを搭載してもパススルーの設定だったため、GPUと仮想マシンが一対一で接続され、占有の状態となっていました。 しかし、vSphere 6.0からはNVIDIA GRID vGPUがサポートされ、ハードウェアアクセラレー…

仮想マシンの構成ファイルにある拡張子がhlogのファイル

データストアの仮想マシン構成ファイルを見ていたところ、"hlog"というファイルを見つけました。 仮想マシンの構成ファイルについてはVCPなどでも出たと思いますが、これは見たことなかったです。 あまり頻繁に見る個所ではないためか、今回初めて発見したの…

カスタマイズ仕様で「コンピュータ名」を「仮想マシン名」と同じにするときに気を付けてほしいこと

カスタマイズ仕様とは、仮想マシンのクローンやVDIのデスクトッププールなどを作成する際に使用する設定です。 詳細は以前書いた「仮想マシンのクローン作成時にSIDを変更する方法」の記事をご参照ください。 このカスタマイズ仕様ですが、途中以下のような…

VDIのテンプレートに必ず入れて欲しい設定(Windows)

仮想マシンを利用者側から簡単にぶっ壊す方法があります。 それを回避するためにも、この設定はVDIに限らず一般ユーザ(定義が難しいですが具体的に言うとUSBを引っこ抜く前の作業は知っているけど、SCSIとかNICとかはわからない人)が使用する仮想マシンには…

意外と知られていない「スワップ済み」メモリの解放方法

「スワップ済み」メモリとは何かというと、仮想環境でメモリが足りなくなってきたときに、仮想マシンのメモリをデータストアにあるswapファイルで代用する方法です。 これが起こると、仮想マシンの動作が遅くなります。 そして厄介なことに、この「スワップ…

SIDの確認方法とSIDが持つ数字の意味について

【SIDの確認コマンド】 > whoami /user 実行結果例(クローン元) ※一部数値を塗りつぶしています。 クローン元とクローンで確かにSIDは違うんですが、同じところも多いです。 クローン元のSID:S-1-5-21-3097704385-4090854038-3386600129-500 クローンのSID…

仮想マシンのクローン作成時にSIDを変更する方法

仮想マシンをクローンする際にSIDがクローン元の仮想マシンと重複しないようにする方法について記載します。 クローン元の仮想マシンを右クリックし「クローン作成>仮想マシンにクローン作成」をクリックします。 途中までは通常のクローン作成と同じのため…

Windowsの仮想マシンをクローンする際に気を付けること

WindowsOSはSID(Security Identifier)と呼ばれている一意のIDで管理されています。 しかし単純に仮想マシンをクローンするだけでは、全く同じSIDの仮想マシンが作成されてしまいます。 SIDの存在を知らなければ、大体みんなひっかかる感じです。かかりました…

仮想マシンの互換性のアップグレード(手動)

仮想マシンの互換性のアップグレード手順はすごく少なくて簡単ですが、重要なことが二つあります。 (1)対象の仮想マシンは電源を落とす必要があること。 (2)作業前に対象の仮想マシンのバックアップを取得しておくこと。 (2)はどの作業でも必要ですが、この…