vCenter Server Appliance 6.5.0dの新規構築 -Stage1-
2017年4 月18 日にリリースされたvCenter Server Appliance 6.5.0dのインストール手順を記載します。
リリースノート
なお、画像が多いため、Stage1とStage2で記事を二つに分けています。
≪事前準備≫
展開の前にDNSに正引きと逆引きを登録をします。
※DNS無しでも展開できないことはないですが今回はありの場合です。
≪vCSAの構築≫
My VMwareからダウンロードしてきたisoファイルをマウントし、[vcsa-ui-installer>win32]内にある[installer.exe]をダブルクリックします。
インストーラが起動するため、[Install]をクリックします。
vCSAの展開手順について確認し[Next]をクリックします。
ライセンス許諾に同意し[Next]をクリックします。
VMware Platform Services Controllerは、vSphere5.5以前のバージョンをお使いの方に聞きなじみのある言葉でいうと、SSOです。
VMware Platform Services Controller の詳細については以下のKBが参考になります。
VMware Platform Services Controller 6.0 に関する FAQ (2117316)
vCSAを展開するESXiもしくはvCenter Serverの情報を入力し[Next]をクリックします。
自己証明書を使用している場合、以下の警告がでますが[Yes]をクリックします。
vCSA展開後にvSphere Web Clientで表示される仮想マシン名と、vCSAのrootパスワードを入力し[Next]をクリックします。
[Tiny]は一番小さいサイズですが、10台のホストと100台の仮想マシンを管理できます。
Storage sizeは[Default]ですが、必要に応じて増やすことが可能です。
以下のKBはバージョン6.0のもので、まだ確認してませんがおおよそ同じ手順と思われます。
vSphere 6.0 の VMware vCenter Server Appliance のディスク容量を増やす (2132901)
展開先のデータストアを指定します。
今回はシンプロビジョニングで展開するため、[Enable Thin Disk Mode]にチェックを入れて[Next]をクリックします。
仮想マシンでのシン プロビジョニング ディスクの使用 (2078567)
vCSAのネットワーク設定を入力し[Next]をクリックします。
設定内容を確認し[Finish]をクリックするとvCSAの展開が始まります。
[Continue]をクリックしてStage2に進みます。