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Horizon Viewで展開できる仮想デスクトップの種類

VMware社が提供しているHorizon Viewでは仮想デスクトップやアプリケーションの配布が可能です。

今回、Horizon Viewで配布できる仮想デスクトップの種類についてざっくりまとめてみました。

(ちょっと全体的に雑な感じがぬぐえないので、後々書き足したりするかもです)

 

Horizon Viewで配布できる仮想デスクトップには二種類あります。ユーザと仮想デスクトップが一対一で結びついているのと(VDIと呼ばせていただきます)とユーザと仮想デスクトップが多対一で結ばれているもの(RDSと呼ばせていただきます)です。

 

【VDIとRDSと違い】

≪VDI≫
・1人で1つのOS占有します。
・「障害が発生した仮想デスクトップ=ユーザ数」が影響範囲です。

 

≪RDS≫
・1つのOSを複数のユーザで使用します。
・「障害が発生した仮想デスクトップ×該当仮想デスクトップを使用しているユーザ数」が影響範囲です。※1
・VDIと比べてMicrosoftのVDAライセンスコストが安い。※2

 

※1 仮想デスクトップに障害が発生≒RDSホストに障害が発生→RDSホスト1台に対し複数のユーザが結び付けられているため影響範囲が大きい(ただし、複数のRDSホストで構成されている環境の場合この限りではない)

※2 MicrosoftのVDAライセンスコストが安くなることにより、トータルのコストも安くなるかもしれませんが、仮想デスクトップ上にインストールするソフトウェアによってはRDSの方が高くなったり、そもそもRDSでは使用できなかったりするかもしれません。

 

リモートデスクトップ接続とRDSについて】

WindowsOSのリモートデスクトップ接続でもユーザとOSを一対多で結びつけることはできますが、一つ利点をあげるとするならば、RDSではPCoIPやBlast Extremeでの接続が可能です。かなり雑に説明すると、リモートデスクトップ接続より効率的な画面転送ができるため出力が早いはず、です。

 

Horizon Viewでは長いこと(バージョン4から)PCoIPが使われてきたのですが、バージョン7になってVMware独自のプロトコルBlast Extremeが使えるようになりました。もしかすると、PCoIPからの切り替えの時期に入ってるのかもしれません。

 

徹底比較:VDIの「画面転送プロトコル」、主要3社の技術に違いは?
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1605/31/news04.html

 

RDS ホストベースの公開デスクトップ/公開アプリケーション
https://blogs.vmware.com/jp-euc/2014/09/horizon-6-rds-hosted-part1.html

 

新卒2年目SE社員が贈る 仮想デスクトップのキソ! 第1回 ~仮想デスクトップと Horizon 6 ( with View)~
https://blogs.vmware.com/jp-euc/2015/04/euc_kiso01.html