仮想マシンの互換性のアップグレード(手動)
仮想マシンの互換性のアップグレード手順はすごく少なくて簡単ですが、重要なことが二つあります。
(1)対象の仮想マシンは電源を落とす必要があること。
(2)作業前に対象の仮想マシンのバックアップを取得しておくこと。
(2)はどの作業でも必要ですが、この作業だと特にそうです。実際、VMware Toolsのアップグレードなどとは異なり、警告がでます。
以下に、手順を記載します。
冒頭でも述べたように、警告が表示されるため「はい」をクリックします。
(バックアップ取得済みであることが前提です)
今回この仮想マシンはバージョン6.0から6.5の環境に移行してきたもののため、「ESXi 6.5以降」が選択されていることを確認し「OK」をクリックします。
ただ、念のためパワーオンして正常に稼働するかどうか確認する必要はあります。
なお、現在パワーオン中で次回シャットダウンしたときにしたい場合は最初の画像の選択肢にある「仮想マシンの互換性のアップグレードのスケジュール設定」をクリックすれば可能です。
個人的な意見としては自動よりは手動で、確認できるときにやった方が安心できますが、また気が向いたらやってみようかなと思ってます。
…実際の運用でも自動じゃなくて手動を使うんだろうなぁ…。