仮想マシンのクローン作成時にSIDを変更する方法
途中までは通常のクローン作成と同じのため、説明は割愛します。
ここで、「オペレーティングシステムのカスタマイズ」にチェックを入れます。
赤丸の部分をクリックするとカスタマイズ仕様の新規作成ウィザードが表示されます。
あとは適宜、必要個所への入力を行います。
Customizing desktops with sysprep fails with the error: a specified parameter was not correct: \nspec.identity.userData.computerName (2009820)
管理者パスワードが変更できるのはクローン元となる仮想マシンの管理者パスワードがカラのときだけです。
タイムゾーンのデフォルトは日本になっていないため、注意が必要です。
(例)
ユーザー名:administrator@***.com
NetBIOS名にしたり、@以降を省略するのはおすすめしません。
ドメイン参加等がうまくいかない恐れがあります。
現バージョンでは確認していませんがバージョン5の時代にはそんなのもありました。
当時はなんでかわからなかったのですが、以下の方の記事で知りました。
そ、そうだったのか~…って感じです。
そういうこともあってカスタマイズ仕様は一時、全然使ってなかったです。
vSphere 5.0時代はNetBIOS名で失敗
ここにチェックが入っていることを必ず確認してください。
「完了」をクリックすると、新規カスタマイズ仕様の作成は完了です。
あとは、今作成したカスタマイズ仕様を選択した状態で「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックするとクローン作成が始まります。
「監視」タブの「タスクおよびイベント」に「仮想マシン〇〇のカスタマイズが成功しました。」と表示されたことを確認してからログインしてください。
何か問題があった場合はログを確認します。ファイルパスは上記画像に記載されている通りです。
以下はログ内容の一部例です。
SIDが本当に変更されたかどうかの確認方法、およびSIDの命名?規則については次の記事で書きます。